「勉強を毎日頑張ろう」「運動を毎日続けよう」
そう思ってもなかなか続けることができないのは「あなたの意志が弱いから」ではありません。
僕はこの方法を実践するようにしてから苦手な読書や勉強を毎日続けることができています。
「後回し」にしない技術という書籍でも語られています。
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今まで継続することができていなかった人は、今回紹介する方法を今すぐ実践してみてください。
継続するためにしていること
では早速、僕が実際に行っている行動について説明します。
これらの行動はとても簡単にできるものです。読むだけでなく、今すぐ行動に移すことが大切です。
作業にすぐ取りかかれる環境にする
まずは、作業をすぐに取りかかれる環境づくりをしましょう。
どんなことをするかというと
- 勉強→勉強する教科書のページを開いておく
- 運動→運動する服や靴、道具をまとめておく
- ブログ活動→パソコンを開いておく
人は行動し始めるまでが一番エネルギーが必要です。自転車を漕ぐときもペダルを踏み始めたときが重たいけど、スピードが乗ればスイスイと軽く漕ぐことができると思います。
つまり、行動をはじめるまでにどれだけエネルギーを少なくできるかが継続する上で大切です。
とりあえず作業する場所に移動する
すぐに取りかかれる環境づくりができたのなら、その作業場に移動してみましょう。
「やる気がなくても、疲れていても」です。
すぐに取りかかれる環境ができているので、作業するためのハードルはかなり下がっているはずです。そのため、作業する場所に移動するだけでも「少しだけやってみるか」と行動することができます。
移動しても、疲れていてできなかった場合はしっかりと休息を取りましょう。
作業場に移動するという最初のステップはクリアしているのでそれを毎日続けることを心がけましょう。
好きな音楽をかけながらやる
作業する場所に移動してもやる気が出ない人は、自分の好きな音楽をかけながら作業をしてみましょう。
自分の好きな音楽をかけることで
- テンションが上がる
- 楽しく作業をすることができる
- 作業をするためのハードルが下がる
僕はこの記事を書くときもSpotifyで音楽をかけながら作業をしています。
苦手な作業をするときこそ、僕は好きな音楽をかけながらやることが必要だと考えています。
その理由は「苦手な作業を楽しいものだと脳に錯覚させるため」です。
苦手なことを「楽しくないな」「やりたくないな」とネガティブな気持ちのままやることは継続しなくなる原因の1つです。
楽しくテンションを上げて作業することが継続する上で大切です。
効率的に作業するためにすること
毎日継続して作業することができたとしても、その作業自体の効率が悪ければやる気がだんだんと下がってきます。
そうならないように、効率的な作業方法を知っておくことは必要です。
ここからは、効率よく作業をするためにしておくことを紹介していきます。
目標を決める
作業を行う上で目標(ゴール)を決めることは大切です。
マラソンをするときもゴールを決めずに走ることは困難です。学生の頃のマラソン大会を思い返してみてください。「運動場を5周するからこのぐらいのペースで走っていこう」「あと2週あるからもう少し体力を残しておこう」などとペースを調整しながら走ることができると思います。
ペース調整を間違えて最初から全力で走り続けると途中で息切れし、歩みを止めてしまいます。逆にゆっくり走りすぎると、時間切れになります。
それはゴールが見えているからできることであって、ゴールが見えていなければペースの調節はできません。
まずはダイエットならば「10kg痩せる」などと目標を決めましょう。
その目標が具体的であればあるほど良いです。「4ヶ月で10kg痩せるぞ」とより具体的に決めていきましょう。
さらに、その目標を細かく細分化していくことでよりイメージしやすくなると思います。
「4ヶ月で10kgだから1ヶ月で2.5kg痩せるぞ」というふうに細かく目標を立てていきましょう。
一回の作業は90分以内にする
人は90分刻みの「ウルトラディアンリズム」という体内リズムがあります。これの代表的な現象として睡眠時のレム睡眠とノンレム睡眠があります。
この「ウルトラディアンリズム」は日中でも周期的に訪れていることが分かっています。
このことからも「人の集中力の限界は90分である」ことが言えます。つまり、90分以上の連続した作業は効率性が悪くなります。
なので、スマホのタイマーやキッチンタイマーを90分にセットし、それ以上の作業はしないように工夫をしましょう。
このタイマーのいいところは消音機能があるところです。図書館でも安心して使えて便利です。
作業する時の注意点
効率よく作業するためには「ただやるだけ」では意味がありません。継続するためにはメンタル面も十分考慮する必要があります。
ここからは作業をするための注意点を説明していきます。
楽しい気持ちでする
人は楽しくないことはなかなか継続することはできません。
漫画家の手塚治虫さんは、亡くなる前の病院で入院しているときでさえ漫画を書いていたそうです。
彼は「頑張って書かないと…」と思って漫画を書いていたでしょうか?亡くなる前の状態でそんな人はいないと思います。楽しいから漫画を書いていたのだと思います。
だから、嫌々するのではなく、楽しいことを想像したり、楽しくなるような環境を作ることが大切です。
あまりできていなくても自分を責めない
疲れていたり、やる気が出なくて作業場に移動するまでしかできていなくても自分を責めないようにしましょう。
自分を責めることで、その作業に対する負の感情が芽生えます。
「どうしてできなかったんだろうか」ではなく、「今日は疲れていたのに作業場に移動するところまでできたね」と自分を褒めるようにしましょう。
時間が来たら途中でもやめる
時間が来たときはどんなに集中できていたとしても途中でやめるようにしましょう。
ドラマやアニメでもすごく良いところで終わってしまったときに、続きが気になってしょうがないということはありませんでしたか?これは「ツァイガルニク効果」と心理学で言われています。
人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
引用:Wikipedia「ツァイガルニク効果」より
これは、途中で終わったときのほうがより記憶しやすくなるということです。
つまり、楽しく作業をして時間になったら途中でもやめるようにすることで、再開するときには楽しい記憶が想起されやすくなるということでもあります。
だから、最後まで完成させるのではなく、時間通りに進めていくようにしましょう。
継続して作業する方法|まとめ
毎日継続して作業をするための簡単な方法をざっくり話させていただきました。
- 作業をすぐに取りかかれる環境作り
- とりあえず作業場に移動する
- 好きな音楽をかけながらやる
僕はこの方法を継続した結果、毎日苦手な読書と勉強をすることができています。この3つはすぐにできることなので、騙されたと思って実践してみてください。